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「ピンチをチャンスに変える思考とは」

2020年9月7日09:00 [未来創り]

理念実現パートナー

税理士・井上由希子です。

 

コロナが広がり、誰も予測しなかった

経営状況になっています。

 

補助金や資金調達で一時はしのげますが

先行きが不安な社長も多くいらっしゃるでは

ないでしょうか?

 

私たちのお客様も、融資・補助金の相談が

この2・3か月はとても多かったです。

今は少し落ち着きましたが

 

この先どうなるかわからないので

まずは、資金を調達しましょうと

お声掛けをしていました。

 

当たり前ですが、資金がなくなると

倒産してしまいます。

 

ありがたいことに、久米会計のほとんどの

お客様は、ほぼ希望通りの融資ができました。

 

 

今回の融資は、据え置き期間もあり、

直近では返済額もない場合が多く当面は大丈夫だと思います。

ただ、『今後、返済していけるのか?』

と不安になる社長も

たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

私達久米会計でも、打合せで

借入した後のフォローとして

3年先・5年先で会社がこの返済をしていくには、

「利益・粗利益・売上がいくら必要か」を

社長と一緒に試算し、計画してもらっています。

 

社長と一緒に未来の数字を確認することで

不安が解消でき、前を向けます!

 

1人で考えていると不安になり

「社長の思考がストップ」し

ピンチを更にピンチにさせる思考に

なりがちです。

 

一緒に、社長の頭の中の整理をしていくことで

 

『これだけあればいいのか?』

『今、最低これぐらいの売上なら

借りたお金をここまでは残せておけるな~』

 

じゃあ、逆に

『1人増員して、追加でこの

売上を上げて行けるんじゃないか‼』

 

『今は、逆に雇用をしやすいかもしれない』

 

ピンチをチャンスに変えるような思考へ

変化していく社長もいらっしゃいます。

 

 

社長と一緒に決算書を使い

現状の課題と未来の姿を数字で描く。

 

これを“毎月”繰り返す。

 

社長がドンドン前向きになり

帰り際は、『頑張りますわ~』と

笑顔で帰っていく姿を見ると

私も少し「ホッ」とします。

 

今日は会えてよかったな~と思える瞬間です。

 

私自身が社長と打合せをする際に考えているのは

 

自分がこの会社の社長なら

どう考えてどう動くかを常に意識しています。

 

今、何をすべきか?

3~5年先に向けて何をすべきか?

 

今経費で削れるものは無いか?

削減できるものがなければ、

どこまで売上を上げる必要があるか

 

今、何をしたら、

「利益=資金」を

減らさずに経営できるかを

頭に汗を書き一緒に考えます。

 

誰かと話すことで、「頭の整理ができる」

色々な角度からの質問で

「気づきやひらめき」が生まれて、

判断と意思決定ができます‼

 

『そんな場と時間』

を持っていただくことは

今だからこそ必要だ

と実感しています。

 

以上です。

 

【コラム|勘定科目】
福利厚生費
従業員に結婚祝い金、出産祝い金、病気見舞金、香典、食事代補助、同好会の補助などで、社会通念上相当と認められる金額をいう。
慰安旅行は、旅行に要する期間が4泊5日以内であること(海外旅行の場合には目的地の滞在日数で判定)・旅行の参加者が全従業員等の50%以上であることなど。

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