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コロナ禍での融資の状況と事業再構築

2021年3月1日08:00 [借入について]

お客様パートナーコンサルタントの中西です。

暦の上では、「立春」も過ぎ少し夜が明けるのも早くなってきた中ですが

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

寒くなったり、暖かくなったり気温の差が激しいので体調管理には

気をつけたいものです。

 

さて、今回のトピックはこちらです。

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コラム

 コロナ禍での融資の状況と事業再構築

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2021年に入り新型コロナウィルスの状況も日を追うごとに変化しています。

少しずつ感染者も減り、ワクチンの接種も現実味を帯びてきて

明るい話題も少しずつ増えてはいますが、まだまだ安堵はできない状況です。

 

こんな中ではありますが、私、中西は金融機関の方々とお話する機会を

ほぼ毎月いただいています。

ただ、今年に入ってはまだ行けていなかったのですが(緊急事態宣言もあったので)

運よく2月上旬に金融機関の担当者や支店長と会う機会をいただき、

最近の動向について情報交換をさせていただきました。

 

そこでお聞きする話ではやはりまだまだ厳しい状況は続いているという

話を多く聞きました。

 

融資に関しても色々とお話を聞いてきた中で

少し今回のコロナ融資についてまとめてみたいと思います。

融資資金に関しては、昨年の大阪信用保証協会さんの保証申込状況を見ると

以下の通りでした。

 

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●保証申込件数(対前年比)

令和2年4月:29,022件(1153%)

令和2年5月:24,273件(818%)

令和2年9月: 6,486件(179%)

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https://www.cgc-osaka.jp/information/pamphlet/pdf/2020_simpo_no03.pdf

 

凄まじい数字ですね。前年と比べると10倍前後の申込があったようです。

現状9月までの情報開示ですが、9月にはだいぶ落ち着いてきている印象です。

 

今年に入ってからも保証枠の増額といったことが話題になっていました。

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セーフティネット保証枠又は危機関連保証枠

(保証協会を通じて行われる融資)

4,000万円 → 6,000万円 へ拡張されています。(令和3年1月29日以降)

日本政策金融公庫の国民事業の利下げ資金においても

4,000万円 → 6,000万円 へ拡張されています。

詳しくはこちらからご確認ください。(令和3年2月10日現在)

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

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「融資枠が拡張されて申込みが増えているのか?」気になったので

金融機関の方に聞いたのですが、現状思っていたより申込みは増えていないようです。

 

 

この状況で考えられるのが、

①昨年中に運転資金として保証枠いっぱいまで借りていて現状は資金的に余裕があるケース

②これ以上借りても返済が多くなることを懸念して借入を控えているケース

この2パターンに分かれているという話を多く聞きました。

 

①のパターンでも安心できる状況ではなく売上自体は落ち込んでおり、

キャッシュフローがマイナスの先がやはりまだまだ多いという状況なので

事業の見直しが急務であることが考えられます。

 

 

そんな中で政府はかなり大きな補助金を出すと今年かなりの注目を浴びています。

内容としては、資金はあるが、事業の再構築となるとそこまで余裕がない

という現状に対してサポートしますという趣旨の補助金です。

 

具体的には以下の通りです。

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対象:①申請まえの直近の6ヶ月間のうち、任意の3ヶ月の合計売上高が

   コロナ以前の同3ヶ月の合計売上高と比較して10%以上減少している中小企業等

   ②事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関と策定し、

    一体となって事業再構築に取り組む中小企業等

   ③補助事業終了後3〜5年で付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加、

    又は従業員1人当たり付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加の達成

補助額(中小企業の場合) ※中堅企業の場合の補助額は割愛しています。

   通常枠:100万円〜6,000万円(補助率2/3)

   卒業枠:6,000万円超〜1億円(補助率2/3)

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特別枠について

対象:通常枠の要件に加え、緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や

   不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたことにより

   令和3年1〜3月のいずれかの月の売上高が対年前(or対前々年)

   同月比で30%以上減少していること

メリット:

   従業員     補助上限   補助率

   5人以下    500万円   中小企業:3/4

   6〜20人   1,000万円   中堅企業:2/3

   21人以上   1,500万円

・通常枠より迅速な審査・採択を行うとともに、特別枠で不採択の場合でも、

通常枠で再審査を受けることが可能

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まだ詳細な情報は出ていないですが、

https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html

こちらを参考にしてみてください。

 

◉現状分かっている情報は

・公募:3月になる見込み

・申請方法:Jグランツ(電子申請システム)を予定

・補助事業期間:令和4年度末まで

・採択件数:55,000件程度

 ※補助金の採択件数では、過去に例を見ないほどの規模で

 実施されるようです。

 

今後も色々な情報が入ってくると思われますが、こういった補助金の活用にも

アンテナを立てながら事業の再構築を図り、会社の安定した成長を実現できたら

いいですね。

 

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加入している様々な団体に支払う会費(年会費など)

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