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貸借対照表で1年先の資金目標を立てる

2021年8月2日18:00 [未来創り]

こんにちは!

理念実現パートナー

税理士・井上由希子です。

 

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<今回のテーマ>

貸借対照表で1年先の資金目標を立てる

 

久米会計では

決算前にお客様と

貸借対照表の1年先の目標を

社長と一緒に立てています。

 

なぜ、損益計算書の

利益計画だけでなく、

貸借対照表の1年先の計画を

立てるのか?

 

それは、ズバリ

『1年先にお金がいくら残っているか』

を確認するためです。

 

当たり前ですが

現預金がなくなると

会社は継続できません。

つまり倒産します。

 

お金なくなりそうになったら

「その時に借入したらいいいやん」

と考える社長もいらっしゃると

思いますが

 

本当にその時に

銀行がスッと貸してくれれば

問題はありませんが

でも実際はそんなに

甘くは無い場合もあります。

 

 

貸してほしい時に

貸してほしい金額を借入

できるかどうかはわかりません。

 

そうなると、

いつも資金の心配ばかりが

頭をよぎり

 

本来の社長の仕事である

利益を上げるために

『何に手を打つか』を常に考えて行動する‼

 

この打つ手を考える『創造的な思考』が

停止してしいます。

 

これが一番まずい‼

 

資金で頭がいっぱいになると

『社長が前を向き

しっかり経営のPDCAを

回していく思考』つまり、

利益計画にも影響していきます。

 

資金を1年先まで計画

しておくことが

いかに大切か。

 

毎日資金繰りを見ていても

あれ、思ったより減っていくな~と

感じることはないでしょうか?

 

この1年先の貸借対照表を作成し、

毎月、月次決算書で

異常値が無いかを

確認することで

その原因もはっきりわかります。

 

今緊急で借入が必要か

たまたま、資金が必要なのか。

 

経営者の感覚で

動くのは大切ですが

そこに証拠・根拠が

わかれば不安は取り除けますし

判断も早くなります。

 

 

では、目標貸借対照表を

どのように、作成し、活用するのか

を少しだけご説明します。

 

作成は、

①来期の利益計画の『税引後利益』から

スタートで作成していきます。

②1年先の借入残高がどれくらいに

なっているか記入

③設備投資(車・機械・備品等)をいくら

予定するか記入

④運転資金(売掛金・買掛金・在庫等)の

予測を記入

 

あくまですべて予測です。

 

 

ポイントは1つ

『利益計画の利益』です。

 

利益計画を立てるときは

目標利益なので高めに

立てていることが多いのですが

 

この目標貸借対照表を

作るときは

 

資金計画は

『出来る限り慎重に見たい』

先程も言った通り

お金がなくなるのが一番

怖いので

 

その点を考えて

『利益を厳しめで見た時』の

資金計画を一度立ててみます。

 

 

そうすることで、

いくらお金が残り

これなら追加融資なしで

大丈夫かどうか

1年先これくらいの現預金に

なるので

借入が●●円必要かも

検討していきます。

 

それがわかれば

社長は即、

今から金融機関へ相談にいけます。

 

ギリギリで相談するのではなく

先行きを見て、事前に相談できる。

 

銀行員へも

先行きの資金計画を見せ、

社長が自分で説明できます。

 

今回コロナで先行きが

見えない時に

緊急で何件もの社長と

利益を厳しめに見て資金確認を作成し

いくら融資をすべきかを

打合せしました。

 

 

この目標貸借対照表を作ることで

先行きの不安も無くなり

本来の経営業務に集中できる

思考にもなりました。

 

逆に『投資する』前向きに判断する

社長もいました。

 

たとえ、今赤字でも

資金計画を立てていれば

黒字にするために

どんな手を打つかを動けますし、

 

黒字なのになんで

お金が無いのかと

不安になっていくことも

なくなります。

 

 

資金をしっかり計画する

1年先の貸借対照表を

一度作ってみる

これはおススメです。

 

以上

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