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2021年10月4日15:14 [未来創り]
お客様パートナーコンサルタントの中西です。 2021年も早いもので、もうすぐ10月です。 1年のうちの3/4は終わり年末まで残り3ヶ月になります。 日中はまだまだ暑いですが、朝晩は冷え込んできて 秋の気配を感じる機会が増えてきました。 秋の味覚である松茸もスーパーで見る機会が増え食欲と運動 を頑張りたいと考える今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて、今回のテーマですが、 10月・11月に私、中西が茨木商工会議所でセミナーをさせていただくのですが、 その原稿を作る中で、今まで会ってきた金融機関の方との話を まとめていたところで「面白い」と思ったものを皆さんと共有 させて頂こうと思います。 というわけで、いきなりですが、 気になった内容TOP3を見ていきたいと思います。 第3位 「金融機関には特有の専門用語がある?」 これは初めの頃、金融機関の方と話していて「?」と思ったことです。 ・「絵が描けない」「絵に描いた餅」「青写真が描けるか」 これは主に先行きの計画でよく使われる言葉です。 利益計画がしっかりしていないとこういった言葉が出てきやすいです。 要は「何を根拠に利益計画を立てているか」が大事になります。 なぜなら、行員の方は上司や融資部に説明をして稟議を通さないと いけないからです。 例えば、 A:なんとなく「前年比売上10%増します」と言われても 「じゃあ根拠はなんですか?」となります。 B:人を雇って、●●という得意先向けの商品を拡張した場合、 売上が✖︎✖︎になって、利益が▲▲になるので、返済できます。 どちらが説得力があるでしょうか? こういったことをしっかり説明することで 金融機関の方の信頼は上がります。 「根拠を持った」青写真を描きましょう。 (その他にも「折り返し」や「真水」、「見合い」などがあります。 今回は書きませんが、触れる機会があればどこかで書きたいと思います。) 第2位 「毎月試算表を作成している先は10〜20%です。」 (私が会ってきた中での数字ですので、あくまで参考ですが) これは税理士事務所としては、衝撃でした。 少なすぎると思ってしまいました。 「3ヶ月以上前の試算表が出てくることが当たり前」 「3ヶ月以上前の試算表だと会社としてどうなのか? と疑問を持って入る場合もある」 という言葉が印象的でした。 ということは、逆に毎月経理をしているということはそれだけで プラスの印象になりやすいとも言えると思いますので、 ぜひ毎月経理を実践してみてくださいね。 (久米会計では毎月、「月次決算」をするのが基本的なサービスです。) 第1位 「赤字、債務超過でも融資できる可能性があります」 基本的に「二期連続赤字」「債務超過」は新規の融資が 受けられない可能性が高いです。 なぜなら、金融機関も赤字を補填するための資金を リスク覚悟で融資したくないからです。 (成長のための運転資金、設備資金は出してくれるが、赤字補填は 消極的になりやすいです。) ただ、今は赤字だが、今後回復できる可能性があるというのは別の 話になります。 ここで、「利益計画の作成」が重要になってきます。 「今、赤字だが、●●と▲▲を改善すれば、損益は改善し、✖︎年後には 資金が返済できるようになります」という計画です。 状況によりますが、 実際、私の顧問先でも融資につながったケースが多々あります。 「赤字だから」「債務超過だから」と諦める前にぜひ自社の現状を把握 し、将来の計画を立ててみてください。 (久米会計では毎月「打合せ」するので、来期の利益計画等を 毎期作成させてもらっています。) いかがでしたでしょうか。 私が「面白い」と思った金融機関との話TOP3でした。 久米会計では、毎月の「月次決算」、根拠を持った「利益計画」の作成、 融資に関する支援等に強みを持っていますので、 お困りごとがあればぜひ相談してみてくださいね。 1点ご案内です。 茨木商工会議所で私、中西が セミナーを開催させていただくことになりました。 「決算書の見方をガラリと変えるセミナー」と題して 決算書を分かりやすい図表を使って読み解き、経営に活かす実践的な セミナーになっています。 学んでいただいて、すぐに自社で活かすことも可能です。 ぜひご参加いただき、経営を「考える」ヒントにしていただければと 思います。 日程は、 10/15(金)13:30〜15:30 10/28(木)9:30〜11:30 11/2(火)13:30〜15:30 の3日間になります。 (どれも同じ内容になります。) 定員は各回10名様(※)までとなっております。 ★お申し込みはコチラから★ ※新型コロナウィルス対策のため、一定の距離を 取らせていただき、密にならないように 広めの会場(50名以上入る会議室)をお借りしております。
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