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目標を持つ

2023年4月3日09:00 [未来創り]

昔、大前研一さんのツイッターに
こんなことが書かれていました。

 

 

「私は悩んだことがない人間だ。
 理由は簡単、問題が起きたら悩むのではなく
 考えて解決しようするとからである」

 

 

悩む暇があったら
問題を解決するにはどうしたらよいのか
と前向きな姿勢をもつということですね。

 

 

私も過去のことを「あ~だ、こ~だ」と
考えてしまうことが多々ありました。

 

 

しかし、この言葉に励まされ、すぐに切り替えて
「どうしたらよいのか」と頭の中で繰り返し発言することによって
悩みがたくさん減ったのと、気持ちも楽になるようになってきました。

 

 

皆さんも過去にとらわれたり
問題が生じたときには
すぐにこの言葉で切り替えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

さて、本日のテーマは「目標を持つ」です。

 

 

決算書や試算表は過去のこと。
これは現状、どのようなポジションに自分がいるのか
もしくは自社の今の強みや弱み、業績の傾向をつかむこと
に役立ちます。

 

 

では、現状の問題はどのようなことでしょうか。

 

 

社長の頭の中には、
これは改善しないといけないとか
このサービスはもうやめたいとか
あの商品はもう売れないから次の商品を考える時期だとか
いい人材がいないものかとか
いろいろ浮かんできていると思います。

 

 

問題は
①今現実に起こっていること
②将来起こりそうなこと
③目標と現実の差
に分類できます。

 

 

①や②は現に生じている問題や予測できる問題だから
何らかの対策ができそうです。

 

 

ですが、社長の抱えている問題は
社長の、ビジョンや目標との差
ではないでしょうか。

 

 

年商10億円の会社にしたいとか
無借金経営をしたいとか
利益が毎年1億円出る会社にしたいとか
何があっても倒産しない企業創りをしたいとか…。

 

 

私は、社長が問題だと思っている先には
ボンヤリとかもしれませんが、必ず将来の目標やビジョン
があると考えています。

 

 

人は目標に向かい行動する生き物です。

 

 

それが
明日は休みだから
あの店でおいしいものを食べようとか
1億円キャッシュでもちたいとか
ゴルフで100を切りたいとか

 

 

具体的な目標を描けているケースでは
自然と行動を起こすものです。
ワクワクしている自分がいるからです。

 

 

しかし、ボンヤリとしていると
薄れて、忘れていきます。

 

 

将来の目標やビジョンを紙に書いてください。
その一歩を踏み出すことから、さらにそれが上書きされ
ドンドン良い、はっきりとした目標やビジョンに
生まれ変わっていきます。

 

 

そうすると目標が明確になるにつれて
現状との差の何が問題なのかもより見えてきます。

 

 

問題が何かわかれば
解決の方策が必ずあります。

 

 

目標には 数字 を加えてみる
さらにクッキリします。

 

 

本日は以上です。

 

 

中小企業の経営ガイド
久米 章仁

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