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こんにちは!
理念実現パートナー・税理士・井上由希子
<経営者は判断し、決断し、早く動く事が大事‼>
現状、仕入も上がり、
人件費も上がる中で、
値上げをする必要があるのはわかっている
値上げせずそのままいくと
赤字になるのもわかっている
ただ、すぐ決断できない!
すごくわかります。
値上げするといっても
値上げする事で、客数が減少する
競合他社が値上しない場合
売上が確実に減少します
(量ではかなわない)
ではどうすればいいのか?
まずは、5年後の戦略・ビジョンを
『再度しっかり見直し・見据える』
すなわち
自社の強みを活かした商品・サービスを
見直し、差別化していく。
どこで誰に売るのか?を
戦略的に考える。
ターゲット顧客を決めたら
差別化した商品・サービスを
どのような価格で売るかを決める
そこが決まった段階で
このビジョン・戦略を
数字に落とし込みます。
(簡易な図表お金のブロックパズルで
シミュレーション)
例えば
売上(値決めした単価✖客数)
10万✖500人=5,000万
材料・外注費
5万✖500人=2,500万
粗利益・粗利率
2,500万(50%)
人件費
5人✖400万=2,000万
その他固定費
200万
経常利益
300万
この戦略・ビジョンからの数字と
現状の決算書の差額が課題です。
例えば
今現状1人平均9万の単価のお客様を
平均10万に値上げした場合、
現在の客数が何人減少しそうかを
イメージします。
この減少した状況を見据えて
得意先別・担当別等
詳細に数パターン、シミュレーションします。
粗利益はいくらになり
経常利益がいくらなるかを
計算します。
予測利益から更に、資金を確認します。
資金がいくら減少しそうかを確認しておきます。
このシミュレーションを数パターン
しておくことが大切です。
数字のシミュレーションもなく
判断すると
客数が減少した場合
資金が減り、
ただただ心配で、
やっぱり値上げが原因かと安易に
客単価をまた下げたり、
客層を変更できずに
元に戻る事となります。
もしかしたら、
一度値上げしたせいで
客離れも発生し、
悪循環になる可能性もあります。
長期的に、戦略的に判断をし、
今動き出す事ができるのは
数字でまず確認しているからできます。
◆いくらまで現状の客数が減少してもやっていけるか
◆何人ターゲット顧客(理想のお客様)を増加する必要があるか
◆借入してまで、5年先を見据えて実行すべきか
このシミュレーションが
5年先のビジョンに向かって着実に
成長していく事ができると実感します。
これなら大丈夫と思えるまで
何度も数字でシミュレーションを
しましょう。
最後は思い切りも大事ですが
その前に慎重に色々な情報を得ること
数値化することが大切です。
以上です。
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