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2024年6月3日09:00 [お知らせ]
本日もよろしくお願いいたします
今日のテーマは、「経営計画のススメ」です
毎年毎年、年末調整や確定申告の忙しい時期に
弊社の決算が来てしまいます
決算を迎えるというコトは
新年度がスタートする直前ということになります
過去から直前期の実績を振り返り
事実を確認し、これはできた、あれもできた
でも、これはできていない、あれもできていない
と、自分自身の長期構想を見つめ直します
弊社は9月決算が多いので
実は盆明けから中々まとまった時間を
取ることはできません
そういう状況から
毎年毎年、早めに準備を整えようと考えて
毎年できません
だからといって投げ捨てるのかというと
絶対しません
必ず5年計画を立てます。
ないと翌期の心のバランスが保てないからです
ですから、必ず毎年、何とか腑に落ちるところまで詰めます
さて、5年計画を立てる際には、まず目標。
本年1年の経験を踏まえ
こうありたい、こうなりたいことを考えるので
1年の経験や世の中の流れで毎年変化していきます
入り口は結構楽しいので
計画策定に入れたらすごくスタートダッシュします
計画策定の流れはザックリ言うと
数字とアクションです。
利益計画、販売計画(粗利)
それを達成するための商品
ターゲットと営業体制、未来事業費の決定
必要な生産性を確保するため
効果的に供給できる体制を組む、組織、要員、設備
その資金運用・資金調達の計画
最後にBSにまとめる、となります
問題はこの目標数字を達成するためのアクションの検討です。
5年後の目標を達成するための壁が何と多く立ちはだかるか
その目標達成のために今日(当期)は何を成し遂げないといけないのか
また、現実に起こっている、また起こりそうな問題を想定し
どのような打つ手があるかを考えます
この段階が毎年時間がかかります
こういうことが起こったらこう手を打とうとか
こういう兆しがあるから、あれは当期で捨てるとか
5年後のために今から次の商品に取り組もうとか
毎年毎年苦しみます
アクションが変わると
当然、数値目標も変わりますので
修正します
最悪の場合のシナリオからスタートし何とかなったら
次に成行き、最高のシナリオを検討し
数字とアクションを考えます
悪かったら悪かったなりの打つ手を考え、目標を達成する
良かったらよかったなりの手を打ち、次の成長と安定につなげる
目標という目印を置くことで良くも悪くもいろいろな打ち手を
想定できます
こうして出来上がると
期中に重大な決定をしなくてよいので
後はあきらめずにやり遂げるだけです
(計画で重要な決定をしていますから)
計画が出来上がった時点では
自信と決意が湧き出てきますし
想定問答を繰り返しますので経営力が増しましです
福沢諭吉の「学問のススメ」ではないですが
中小企業の社長にはお勧めします
本日はここまでです
中小企業の経営ガイド
久米 章仁
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