ブログblog

社長の役目と環境整備

2025年12月1日09:00 [お知らせ,未来創り]

いつもお世話になりありがとうございます。
さて、早速ですが、今回のテーマは「社長の役目と環境整備」です

 

月次決算は自社発で、比較的カンタンに取り組め
これほど費用対効果が高い道具はないと考えています。

 

月次決算とは、当月の実績を翌月中に、速くかつ正しく
自社で計算して業績数字を出せるようにすることです。

 

そして、企業全体の費用対効果を高められるように
また、一日でも早く仕上げるために
自社の何を変えていけばよいかを考える道具でもあります。

 

例えば、売上の数字を確定するには
早く請求書を作成し、経理に回せばよいという考え方では
道具として活用できていません。

 

これではいつまで経っても月次決算を道具に
強い企業創りをすることにはつながりませんし
早く月次決算の数字が仕上がることはありません。

 

もしこのような企業で月次決算が翌月5日にできている場合は
優秀な経理担当のお陰で、その人がいなくなったらトタンに
月次決算ができなくなったりします。

 

今までどれだけその人頼りになっていたかだけが
残ることになるでしょう。大変な苦労を掛けていたことが察せられます。

 

ですから、その視野を一気に広めましょう
売上の数字をつくるコトはこう考えます。

これ一つとっても、次のように考えていくことこそ
月次決算を有効な道具にする思考となります。

 

売上の数字をつくるには、
まずどんなお客様をどうつかまえて
どんな商品やサービスでお役に立つことができるか
という企画からスタート。

 

その企画の仮説にもとづき、見込客にアプローチしたり
商品やサービスをつくり、必要な材料や援助、情報を仕入れたりします。

 

そこに、自社の従業員が手を加え、知恵を入れ、改善して
お客様に届けます。

 

そして、お代の請求をしてお金をありがたく頂戴するわけです。

 

かなり大雑把に書きましたが、たったこれだけのことでも
多くの人のつながりが社長にはイメージできるでしょうし
そこに行き交う対話たくさんのモノや書類・データの動き
洪水のように溢れ出してきているはずです。

 

一つの売上の数字をつくるドラマがそこにはあります。

 

こう考えると
どこか一つがうまくいかないと、そのドラマがハッピーエンドに
向かわないのはすぐに理解できます。

 

そのドラマの1カット1カットが次につながり
流れるように構成していくという意識を

脚本家から監督、役者、ADの方まで共有しておかないと
良いドラマにならないのと同じく、自社の売上をつくるにも
一人が頑張ってもダメなのです。

 

そこに至るシナリオを働く人全員が共有し
一人ひとりが自分の責任を自覚して
みんなで1カット1カット作り上げていくことが大切になります。

 

そこに思いが至れば
月次決算を仕事環境の改善整備の道具として活かすことができます。

 
営業マンを考えるとすれば、売ればOKではダメなのです。

売って利益を出すのが一番の責任ですが
商品やサービスをつくる人のこと
必要な情報や仕入れの手配のこと
そのモノやサービス、お金の情報を管理する人のこと
を考えて、売るが正しい姿勢だと思います。

 

その姿勢を実践すれば
速く、正しい数字が社長の元に届き
社長がその数字で現状をつかみ
未来に向かい数字を活かすことできるのです。

 

この月次決算の仕組みをつくろう、って
誰が言い出せるか…、社長しかいません。

 

ですから、社長が率先してやっていくことです。
誰か任せでは100%うまくいきません。

 

でも、うまくみんなと協力できれば
次々とアイデアが生まれ、みんなが改善していってくれます。

 

それを自社全体の一連の流れにつなぎ
素晴らしいドラマに仕立てていくのが社長の役目です。

 

ですから、月次決算を道具にして
自社の環境を整備していくことこそ企業基盤、です。

 

一人ひとりに余裕を持たせ、仕事の改善ができ
働く人がお互いに思いやりを持った仕事ができる
本当に人を活かす企業創りではないかと考えています。

 

賛否両論あると思いますが
本気で月次決算に取り組んでいる社長が
長期的に倒産しない企業創りをしている現実を
何度も見ているので自信をもってそう伝えます。
成長と安定を企業にもたらしています。

 

逆に、月次決算をしていない企業で
長期的に強い企業創りができている
ということを見ていないからかもしれません。

 

月次決算を一日でも早くするためには
どう企業の環境を整備すればよいだろうか
という視点を共有し、働く皆さん全員で
自社の仕事環境を見直してみてください。

 

きっと、長期持続的に役立つ
「なんでこれやってるんだろうとか」
「こうすればよいなあとか」
「やめた方が良いなあとか」

こんなたくさんの気づきが見えてきます。

 

この気づきの改善が企業環境を整備していき
余裕を持つことにもつながります。

 

共に働くからこそ、みんなでお互いに知恵を出し合い
認め合う時間を取り、共有し、社会に役立ち
自分にとっても働く仲間にとっても続けていきたい企業を
創り出したいものです。

 
中小企業の経営ガイド
久米 章仁

CONTACT

お問い合わせ

税理士の顧問契約やセカンドオピニオン、セミナーのお申込みなど、お気軽にお問い合わせ下さい。

ページトップ